動画編集を始めようと思ったものの、手持ちのパソコンでは機能不足ということは結構起こります。
ノートパソコンで動画編集するにはどんな機能(スペック)が必要か、この記事を見れば解決!
現役動画編集者の筆者がご紹介していきます!
動画編集に必要なノートパソコンのスペックはここを見よう!
動画編集を始める際に、確認しておきたいノートパソコンのスペックは主に4つです。
ここをチェック!
- 処理速度を左右するCPU
- 同時に作業できる数を増やすメモリ
- 映像処理のGPU(グラフィックボードとも言う)
- データ保存する場所のSSD
動画編集に必要なスペック①CPU
パソコンの処理速度を表すCPUは、パソコンの頭脳です。
人間も高学歴だと、頭の回転が速い人が多いですよね。
パソコンも同じで、動画編集には回転の速いCPU(頭脳)が必要です。
動画編集に使われる代表的なものはインテルのCorei7やCorei9。
その中でも第12世代がノートパソコンでは最上位クラスです。
CPUスペックの見方
このクラスと世代が新しいほど処理速度が上がり、動画編集に適しています。
そして後ろのアルファベット表記されている処理クラスも重要で、インテルでは4つの段階に分けられています。
4段階の処理クラス
- HX
- H ↑動画編集するならH以上
- P (ギリギリいける)
- U (ダメ)
ちなみに私のパソコンはi7-10750Hです。Corei7第10世代ですが問題なく編集できています
動画編集に必要なスペック②メモリ
動画編集ソフトはパソコン上でかなりの容量を占めます。
作業スペースであるメモリは16GB以上は欲しいところ。
8GBだと動画編集ソフトが止まったり、強制ダウンしてしまう可能性もあります。
32GBのノートパソコンもありますが、高額ですのでおすすめは16GBでしょう。
動画編集に必要なスペック③GPU(グラフィックボード)
GPU(グラフィックボードとも言う)は、映像処理に必要な機能です。
Adobe PremiereProを編集ソフトとして使用する場合は搭載されていた方が、カクつきも少なく作業が効率よく進みます。
GPUが搭載されていないと、書き出し速度にも影響が出ます。
書き出し速度テスト
動画の長さ 11分50秒
使用ソフト Adobe PremierePro
- GPU使用時 ⇒ 3分52秒
- GPUなし ⇒ 22分32秒
上記のようにGPUがないとタイムロスが生まれてしまいます。
しかし仕事用ノートパソコンではない、無料の動画編集ソフトを使用するなどの場合、GPUがなくても大丈夫なことが多いです。
いずれ動画編集を仕事にしたい場合は、GPUは必須と考えて下さい。
動画編集に必要なスペック④SSD
SSDはデータ保存のためのものです。
動画素材を保存するのもSSD、保存したデータを取り出すのもSSDの役目です。
おすすめ容量は512GB~1TBです。
動画素材は写真に比べ容量をかなり取りますので、容量は大きければ大きいほど良いとされています。
スマホで例えると、動画を撮りまくっているとすぐにデータ容量がいっぱいになってしまう感じです。
動画編集用ノートパソコンに必要なスペックをわかりやすく解説!まとめ
以上、動画編集に必要なパソコンスペックのご紹介でした!
これから動画編集をやってみたいと思っている方の参考になりますと幸いです!